よくビットコインにテクニカルは関係ないと言いますが、そのようなことは全くありません。ビットコインもテクニカルは非常に重要になってきます。
ビットコイン暴落時に買いだ買いと言っていたインフルエンサー達がいましたが、いくらまで下がるからどこを目安に買っていくのがいいという人たちはあまりみかけなかった気がします。
ビットコインはいずれ上がるから安い内に徐々に買い増ししておけば大丈夫と言うのはたしかにそうなのかもしれませんが、それよりもテクニカルを学び、ある程度の暴落のストップラインを知ったほうが心の安心にもつながります。
また安いから買い増しをしていく、無限ナンピンはいずれ何処かで破産に向かいます。
テクニカルを学んでいればある暴落がどこまで落ちていくのかがわかります。もちろんテクニカルを無視していくこともありますが、テクニカルでの攻防は非常に意識されるためとても有効に使用できます。
今回のビットコインの暴落に関してですが、フィボナッチラインの23.60%のサポート、下落トレンドのサポートライン、買われすぎ(70以上)、売られすぎ(30以下)の指標となるRSIが日足で26、4時間足に至っては19まで下落しています。
この3つのテクニカル指標を使うだけでも下落トレンドそろそろ終わり始めるという目安になります。なぜならテクニカルに沿ってトレーダーたちはトレードしているためです。今回の暴落では69万円以下から徐々に買い増しをしているテクニカルのトレーダーたちは多くいました。
このように株式の格言で歓喜で売って悲観で買えとあるように、テクニカルを用いれば悲観で十分に自身を持って買うことができなおかつ失敗した場合も、損切りを最小限ですることができます。
ここで1BTCでも購入していればすでに軽く20万円以上のプラスになっています。イナゴのように上がっているから購入するよりも購入してから多少下がってもその後の値上がりで大きなリターンを得ることができます。

一時間足での2/10のお昼頃のビットコイン
RSIが74と過熱気味になり一旦売られ始めました。
私はこの時このようにツイートしています。※一時間足の脚は誤字です
一時間脚のRSIが70を突破 一旦どこかで押し目をつけにいくのかな
— ファーラップ@ビットコインFX&仮想通貨ブログ (@crypto_pharlap) 2018年2月10日

一つのテクニカルでは判断しづらい場合もありますが、例えばRSIが30以下になっていて、トレンドのサポートライン、一目均衡表の雲の上値支持線のサポーがあればその場面でポジションを持っていない場合、ロングから入りますか?それともショートから入りますか?
テクニカル指標を組み合わせていくことより、エントリーラインがより明確になっていきます。
ファンダメンタルを重視することはわかりますが、例えばコインチェックの出金問題で行けばビットコインを換金して出金するから下がるというのは、すでに市場に織り込み済みなのかこれから織り込まれるのかは誰にもわかりません。
不確定な情報を鵜呑みにするよりも、テクニカルで市場を分析していくのが確実に利益を増やせる近道となります。
テクニカルは個人によって使うテクニカル指標が違います。覚えることはたしかにたくさんありますが、勝ちトレードのサイクルを掴むことができれば、お金は増え続けていきます。通勤電車の中でスマホゲームしているよりもテクニカル本を読んでいたほうが今後はるかに人生を豊かにしてくれるでしょう。